4TBのHDDをパーティション分割できない?この記事をお見逃しなく!
ここでは、Windowsで4TBのHDDをパーティション分割するための信頼できる方法を紹介します。したがって、4TBのハードドライブを2TB以上のパーティションを分割できない場合、または4TBのハードドライブが2TBにしか表示されない場合、この記事は役立ちます。
パーティション分割について
パーティション分割とはなんですか?HDDをパーティション分割するメリットは何ですか?この部分では、答えを見つけることができます。
パーティション分割とは
パーティション分割は、1つのHDD(またはSSD)を棚に仕切りを立てる様に複数に分割することを指し、その仕切りをパーティションと呼びます。簡単に言えば、単一の物理ストレージ(HDDまたはSSD)を複数のドライブに分割されることです。
パーティション分割のメリット
OS障害時に被害を最小限にする
最大のメリットは、OS領域とデータ領域を分けて障害時に被害を最小限にできることです。最悪Windowsの再インストールになったとしても、データ領域は無事です。
OS領域圧迫によるシステム速度低下の防止
OS領域とデータ領域を分けておけば、データ容量増加によるOS領域の圧迫を防げます。OS領域が圧迫すると、システム全体の速度低下にも繋がります。初めから分割しておけば、エクスプローラーから一瞬で容量不足が分かるので、事前に対応ができます。
ドライブ単位のバックアップで管理がしやすい
用途別にパーティション(ドライブ)を分けておけば、バックアップの管理がしやすくなります。
例えば、頻繁に読み書きするデータは毎日でもバックアップ、一方で参照しかしないデータは毎月バックアップといったように用途別にバックアップ頻度の管理がしやすくなります。
バックアップ頻度を最適にすると、バックアップストレージの寿命を延ばせますし、パソコンの省電力化にも繋がります。
事例:4TBのHDDをパーティション分割できない
こんにちは、4TBのハードドライブには2TBを超えるパーティションを作成することはできません。ドライブを新しいPCにインストールしようとしていますが、2TBを超えるパーティションにWindowsをインストールできないことを知っていたので、OS専用に140GBドライブをインストールしました。ストレージには4TBドライブしか使わない予定です。でも、4TBドライブには2TBのパーティションしか作れないんですが、残りの未使用領域をパーティション分割することはできません。
- あるユーザーからの質問
4TBのHDDに2TBを超えるパーティションを作成できない原因
上記のケースが示すように、ユーザーは4TBのハードドライブに2TBを超えるパーティションを作成することはできません。これは珍しい状況ではありません。多くのWindowsユーザーは、PCをアップグレードするときに同じ問題に遭遇しました。4TBのハードドライブをパーティション分割する場合は、Windowsのハードドライブの基本要件を理解する必要があります。
どんなWindowsオペレーティングシステムを使用していても、マスターブートレコード(MBR)とGUIDパーティションテーブル(GPT)の2種類のパーティションテーブルがあることを知っておく必要があります。MBRは標準BIOSを使用し、最大2TBのドライブをサポートします。GPTはUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)を使用し、2TBを超えるディスクをサポートできます。したがって、4TBのハードドライブをパーティション分割できない場合は、お持ちのハードディスクがMBRディスクである可能性があります。この場合、ドライブをMBRからGPTに変換することで問題を解決できます。
最高の方法:Windowsで4TBのHDDをパーティション分割する
MBRは最大2TBのサイズのディスクしかサポートできないことはすでにわかっています。これを超える余分なスペースは無効になり、未割り当て領域として表示されます。未割り当て領域は通常どおりパーティション分割できますが、「新しいシンプルボリューム」オプションがグレー表示され、パーティションを作成できなくなります。マザーボードがUEFIに対応しているかどうかを確認したら、MBRディスクをGPTに変換し続けて、2TB制限の問題を解決することができます。
残念ながら、「新しいシンプルボリューム」機能と同様に、Windowsのディスクの管理で「GPTディスクに変換」もグレー表示されます。これは、MBRにいくつかのパーティションが含まれているためです。ディスクの管理では空のディスクのみをGPTまたはMBRに変換できます。つまり、変換する前にすべてのパーティションを削除する必要があります。
実は、Windowsの組み込みもう一つのツールDiskpartでMBRからGPTに変換することもできます。ただし、ディスクの管理と同様に、「convert gpt」コマンドはディスクが空の場合にのみ機能します。この二つの方法は、ドライブ上の既存のパーティションとデータをすべて削除する必要があり、データ損失のリスクがあります。
データやパーティションを失うことなく、MBRディスクをGPTディスクに変換する別の方法がありますか?はい、あります。ここでは、Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP向けの包括的なディスク&パーティション管理ソフトであるAOMEI Partition Assistant Professionalをお勧めします。このソフトを使用して、データを損失することなく、数回クリックするだけでMBRとGPTの間で任意のディスクを変換できます。
手順 1. AOMEI Partition Assistant Professionalをインストールして実行します。メインインターフェイスで、ハードディスクの基本情報が表示されます。変換するドライブを右クリックし、「GPTディスクに変換」を選択します。
手順 2. MBRディスクをGPTディスクに変換するかどうかを確認するウィンドウがポップアップし、「はい」をクリックします。
手順 3. 次に、メインインターフェイスに戻り、ディスクがGPTドライブとしてマークされていることがわかります。この変更を確認するには、「適用」をクリックして、変換が完了するのを待ちます。
以上は、AOMEI Partition AssistantでMBRをGPTに変換する手順です。どうですか?簡単で操作しやすいでしょう。ただ三回クリックして4TBのHDDをパーティション分割できます。
終わり
以上は、MBRディスクをGPTディスクに変換して、4TBのHDDをパーティション分割する方法です。「GPTディスクに変換」機能の他に、このソフトは、パーティションの復元、MBRの再構成、ダイナミックディスクとベーシックディスクの変換などたくさんの機能も提供しています。
Windows Serverで4TBのHDDをパーティション分割する場合は、Windows Server 2022/2019/2016/2012(R2)/ 2008(R2)/2003ユーザー向けに設計されたAOMEI Partition Assistant Serverに切り替えることができます。