[解決済み]クローンされたSSDからWindows10が起動しない | 7つの方法

クローンされたSSDからWindows10が起動しないですか?ここでは、クローンしたSSDが起動できなかった訳と、クローンしたSSDを再び起動できるようにするための7つの実行可能な方法を見つけることができます。また、起動の問題なしにHDDをSSDにクローンすることができる信頼性の高いHDDクローン作成ソフトウェアも入手できます。

Asher

投稿者:Asher/更新日:2024年01月24日

この記事を共有: instagram reddit

問題:クローンされたSSDからWindows10が起動しない

Windows10コンピュータでハードドライブのクローンを作成する必要がある状況は多くあります。例えば、容量を増やすために小さなハードディスクを大きなディスクにクローンしたり、パフォーマンスを向上させるためにHDDをSSDにアップグレードしたり、または単にハードディスクをバックアップしたりしたいなどです。

しかし、「クローンしたSSDからWindows10が起動しない」問題に悩まされやすいという報告もあります。以下、実例をご紹介します。

 

こんにちは!Windows10をHDDからSSDにアップグレードしようとしています。どちらもサイズは1TBです。私の目標は、SSDをメイン起動ディスクとして使用し、HDDを非常に大きなメディアファイル用のストレージドライブとして使用することです。私はすでに元のハードディスクのクローンを作成し、SSDから起動する方法を見つけましたが、残念ながら起動に失敗し増した。コンピュータは黒い画面に止まったままで、左上に白いカーソルが点滅していました。

- あるユーザーからの質問

幸いにも、この記事では、Windows10のクローン後にSSDが起動しない理由を説明し、それに対する7つの効果的な解決策を提供しています。引き続きお読みください。

クローンされたSSDがWindows10を起動しない理由

起動の失敗には多くの理由があります。以下は、考えられるすべての原因のリストです。

➹ クローンされたSSDが外付けハードドライブとして接続されている

➹ クローンされたSSDが起動ディスクとして設定されていない

➹ クローンされたSSDのパーティションスタイルがBIOSのブートモードと互換性がない

➹ クローンされたSSDのシステムパーティションがアクティブ化されていない

➹ クローン作成中にシステムが破損している

➹ クローンされたSSDが特定のドライバを必要とする

➹ クローンされたSSDのマスターブートレコードが破損している

➹ クローンされたSSDのBCDファイルが紛失・破損した

➹ クローンされたSSDがに不良セクタがある

➹ SSDのクローン作成に失敗した

➹ ......

クローンされたSSDからWindows10が起動しない解決策

クローンされたSSDから起動できない場合は、次のステップバイステップのガイドを試して、クローンされたSSDを正常かつ正常に起動させることができます。

解決策1. クローンされたSSDをSATAケーブルで装着してみる

すべての外付けディスクがスムーズに起動できるわけではありません。USBケーブルの代わりに、SATAケーブルを使用してコンピュータをクローンされたSSDに接続し、コンピュータを再起動して問題が解決するかどうかを確認できます。問題が解決しない場合は、解決策2に進みます。

SATAケーブル

解決策2. クローンしたSSDを起動ディスクとして設定する

クローンしたSSDがBIOSの最初のブートオプションでない場合、そもそもどのようにしてそこから起動するのでしょうか?したがって、BIOSセットアップにアクセスして起動順序を変更し、クローンしたSSDを起動ディスクとして設定する必要があります。以下のステップに従って、それを行います。

ステップ 1. クローンしたSSDがPCに接続されていることを確認してください。

ステップ 2. PCを再起動し、起動画面が表示されたら、特定のキー(通常F2、F8、F12、Del)を連続的に押して、BIOSセットアップに入ります。

ステップ 3. BIOSに入った後、矢印キーで「Boot(タップ)」を選択し、SSDを最初のブートオプションに移動します。

起動ディスクとして設定

ステップ 4. F10キーを押して、BIOSを保存して終了します。そして、再びパソコンを再起動します。

解決策3. UEFIまたはLegacyから起動するようにBIOSを設定する

MBRとGPTはハードディスクの2種類のパーティションスタイルで、BIOSとUEFIはマザーボード上の2種類のブートモードです。通常、BIOSにはMBRパーティションスタイルが使用され、UEFIにはGPTが使用されます。クローンされたSSDのパーティションスタイルがパソコンのブートモードと互換性がない場合、「クローンしたSSDがWindows10を起動しない」と表示されます。

したがって、BIOSセットアップに入に入って、クローンしたSSDの正しいブートモードを選択する必要があります。手順は次のとおりです。

クローンしたSSDのパーティションスタイルを確認する

SSDの正しいブートモードを選択する前に、まずクローンしたSSDのパーティションスタイルを確認し、マザーボードがBIOSまたはUEFIをサポートしているかどうかを確認してください。

ステップ 1. クローンしたSSDをPCに接続し、元のシステムディスクからPCを起動します。クローンされたSSDが最初の起動ディスクとして設定されている場合は、BIOSに再度入り、元のシステムディスクを最初の起動ディスクとして設定してください。

ステップ 2. スタートボタンを右クリックして、メニューの中から「ディスクの管理」を選択します。クローンしたいSSDを右クリックして、「プロパティ」を選択します。

プロパティ

ステップ 3. 「ボリューム」タブをクリックするとパーティションスタイルの項目があります。

ボリューム

SSDのパーティションスタイルを対応するブートモードを一致させる

ステップ 1. BIOSセットアップに入ります。

ステップ 2. 矢印キーで「Boot(タップ)」タップから「UEFI/BIOS Boot Mode」を選択し、Enterキーを押します。次に、SSDのパーティションスタイルに応じて、「Legacy」または「UEFI」を選択します(パーティションスタイルがMBRの場合は、Legacyを選択します。パーティションスタイルがGPTの場合は、UEFIを選択します)。次に、クローンしたSSD最初を起動ディスクとして設定します。

BIOS UEFI

ステップ 3. 変更を保存するには、F10キーを押します。

その後、コンピュータを再起動して、クローンしたSSDからまだ起動できないかどうかを確認します。

ヒント:SSDのパーティションスタイルがMBRで、起動モードがUEFIのみをサポートしている場合、SSDをMBRからGPTに変換できます。

解決策4. SSDのシステムパーティションをアクティブに設定する

通常、オペレーティングシステムに関するブートファイルはプライマリパーティションに保存されています。システムパーティションがアクティブに設定されていない場合、Windows10コンピュータはクローンされたSSDから起動することができません。ここでは、コマンドラインを通じてシステムパーティションをアクティブに設定する方法を説明します。

ステップ 1. クローンしたSSDが起動しないので、今回は古いハードディスクから起動します。

ステップ 2. 古いハードディスクから起動したら、「Win + R」を押して「ファイル名を指定して実行」ボックスを開き、その中に「diskpart」と入力して「Enter」を押してdiskpart.exeツールを開きます。

ステップ 3. DiskPartウィンドウで、以下のコマンドを入力し、「Enter」キーを押して操作を実行します。

list disk

select disk n(nはSSDのディスク番号です。)

list partition

select partition n(nはSSDシステムパーティションの番号です。)

active

パーティションをアクティブに設定する

解決策5. Windows REからWindowsスタートアップを修復する

Windowsスタートアップ修復は、Windows11の死のブラックスクリーンなどの一部のコンピュータの問題を修正する方法であるため、Windows回復環境(Windows RE)に入って、クローンされたSSDがWindows10または他のWindowsシステムを起動できない問題を修正できます。

ステップ 1. システム修復ディスクから起動し、「コンピュータを修復する」を選択します。

ステップ 2. Windows REで「コンピューターを修復する」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ修復」を選択します。

スタートアップ修復

ステップ 3. 修復したいOSを選択すると、自動的に修復処理が始まります。

解決策6. Bootrec.exeを実行する

クローンしたSSDが起動しない場合は、以下のようなエラーメッセージが表示されるかもしれません。

回復

お使いのPCまたはデバイスは修復する必要があります

要求されたデバイスが接続されていないか、デバイスにアクセスできません。

エラーコード:oxc000000f

 PCのブート構成データが見つからない

「エラーコード:oxc000000f」は、BCDの破損が原因である可能性があります。この場合、Bootrec.exeを実行してWindows11/10/8/7の「HDDからSSDにクローンしても起動しない」問題を解決してみてください。

ステップ 1. 解決策5と同じで、「トラブルシューティング」メニューに入ったら、「コマンドプロンプト」を選びます。

コマンド

ステップ 2. 以下のコマンドを入力し、「Enter」キーを押します。

bootrec.exe /fixmbr

bootrec.exe /fixboot

bootrec.exe /scanos

bootrec.exe /rebuildbcd

fix-mbr

解決策7. MBRを再構築する

ブート時に、MBR/DBRハードドライブからブートコード(マスターブートレコード)をロードする必要があります。MBR(マスターブートレコード)が破損すると、システムを起動できなくなります。この場合、専門的で信頼性の高いパーティションマネージャーであるAOMEI Partition Assistant Professionalを使用してMBRの再構築を試みることができます。

AOMEI Partition Assistant Proは起動可能なUSBを作成できます。そこで、修復ディスクがない場合でも、コンピュータを起動可能なUSBから起動し、破損したMBRを修復します。

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ快適
注:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistant Professionalを使用して起動可能なUSBを作成します。そして起動可能なUSBドライブをコンピュータに接続し、起動可能なUSBドライブから起動します。

ブータブルCD/USBを作成

ステップ 2. 起動したら、自動的にAOMEI Partition Assistant Professionalのメインインターフェースに入ります。ターゲットドライブを右クリックして、「MBRを再構築」を選択してください。

MBRを再構築

ステップ 3. OSのMBRの種類を選択してから「はい」をクリックします。

種類を選択

ステップ 4. ツールバーの「適用」>「続行」をクリックして開始します。

適用

ソースディスクに不良セクタがあるため、クローンしたSSDが起動しなくなる場合は、AOMEI製品はこの問題を解決するのにも役立ちします。手順は以下のとおりです。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを起動します。チェックしたいパーティションを右クリックして「詳細処理」>「パーティションをチェック」を選択します。

パーティションをチェック

ステップ 2. ポップアップウィンドウで、エラーをチェックする方法を選択します。次に、「はい」をクリックして続行します。

チェックオプション

ステップ 3. その後、次のウィンドウが表示されます。総進行度が完了したら、「はい」をクリックしてこのタスクを終了します。

はい

これで、ターゲットドライブから不良セクタを削除できました。そして、ソースディスクのクローンを作成できます。

起動に失敗せずにHDDをSSDにクローンする方法

上記の7つの方法を試したが、SSDがまだ起動しない場合、SSDはクローン処理中に問題が発生し、クローン作成に失敗した可能性があります。クローン作成が不完全または失敗すると、クローンしたSSDがWindows10を起動しないことになります。一番良い方法は最クローンすることです。

どうすれば起動の問題なしにHDDをSSDにクローンしますか?ここでは、AOMEI Partition Assistant Professionalを使用することをまだ強くお勧めします。これは、MBR再構築ツールと不良セクタ修復ツールだけだなく、Windows11/10/8/7/Vista/XP用の強力なディスククローンソフトウェアでもです。このソフトは、分かりやすいグラフィックインターフェースで、いくつかの簡単なステップで正確かつ安全にHDDをSSDにクローンすることができます。

✍AOMEI Partition Assistant Proはクローンについての特徴:

★ 複数のクローン作成オプションを提供します。例えば、ハードドライブ全体のクローンを作成したり、OSのみをSSDへ移行したり、ディスク上の単一パーティションのクローンしたりできます。

★ 高速クローンディスクまたはセクタ単位のクローンなど、複数のクローン作成方法を提供します。

★ SATA/IDE/PCIeディスク、M.2ドライブ、NVMe SSDなど、さまざまな種類のディスクをサポートします。

★ 強力な機能備えています。「ホットクローン」を使用すると、オペレーティングシステムを再起動せずにクローン作成プロセスを正常に完了することができます。

さあ、手順に沿って試してみましょう。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを開きます。上部にある「クローン」>「ディスクをクローン」に進みます。

ディスククローン

ステップ 2. 好きなディスクのクローン作成方法を選択します。ここでは、使用済みの領域だけを別のディスクにクローンする「ディスクの高速クローン」をお勧めします。

セクタ単位のクローン」は、使用済みか未使用かに関わらず、すべてのセクタを丸ごと別のディスクにクローンしますが、全面で、ちょっと時間かかります。ターゲットディスクは、ソースディスクより同等または大きくしなければなりません。

二つのディスクコピー方法

ステップ 3. この画面でソースディスクを選択し、「次へ」をクリックします。

ソースディスクの選択

ステップ 4. 次に、別のドライブをターゲットディスクとして選択し、「次へ」をクリックします。SSDならば、下の「SSDの性能を最適化」にチェックを入れて、SSDのパフォーマンスを向上させることができます。

ターゲットディスクを選択

ステップ 5. 新しいウィンドウで、新しいドライブのパーティションのサイズを変更できます。お気に入るオプションを選択して、「次へ」をクリックします。

ディスクを編集

ヒント

✿ ターゲットディスクが元のディスクよりも小さい場合、「パーティションのサイズを変更せずにクローンする」オプションはグレー表示されます。

✿ どちらが良いかわからない場合は、デフォルトの選択のままにしてください。

ステップ 6. 最後、結果のプレビューが表示されます。確認後、問題なければ、「適用」をクリックし、ディスクのコピーを実行します。

ディスクコピーについてのノート

ディスクコピーの操作を実行

しかしながら、このクローンのプロセス中に、予期せぬ電源の切断、ソフトウェアの不具合、または操作ミスなど、さまざまな事態が発生する可能性があります。こうしたトラブルが起こると、データの損失やクローンの失敗が考えられます。このような予期せぬ事態が発生した場合、AOMEI Partition Assistant Professionalはその強力な「データ復元」機能で対応できます。

結論

この文章を読んだ後、「クローンされたSSDからWindows10が起動しない」問題を解決する方法について知っていたと思います。また、ハードドライブのクローンを簡単に作成する役立つ最高のディスククローンソフトウェアも手に入れましたでしょう。

さらに、AOMEIソフトウェアは他のSSDの問題を解決するための良いヘルパーでもあります。例えば、SSDが表示されない、SSDが間違ったサイズを報告する、SSDが破損している、SSDが書き込み保護されているなど。必要に応じて、大きなファイルの削除、別のドライブへのプログラムの移動などの機能を使用して、ディスクとパーティションをより適切に管理できます。

もし、この記事が役立つなら、友達や家族と共有しましょう!また、何か質問や提案がある場合は、以下のコメント欄に入力するか、または[email protected]までご連絡ください。よろしくお願いします。

Asher
Asher・編集者
Asherは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品の機能(例えば、ディスクとパーティション管理、ディスクのクローン、バックアップ&復元、同期など)について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。