HDDがRAWに!コマンドプロンプトで簡単復旧する方法
この記事では、コマンドプロンプトを使用してRAWドライブを簡単に修正し、データを復旧する方法を詳しく解説します。
HDDが急にRAWと表示された?
パソコンのドライブにアクセスすると、「ドライブ *:を使うにはフォーマットする必要があります。フォーマットしますか?」というメッセージが出ることがあります。「ディスクの管理」で確認すると、ディスクは急にRAWになりました。
HDD(ハードドライブ)がRAWになる要因はたくさんあります。ドライブに不良セクタがある場合、パーティションが破損している場合、または使用方法が間違っている場合(正しく取り出されなかった場合など)、突然RAWになります。この場合、RAWドライブとは、ドライブ上の情報にアクセスできないことを意味します。RAWファイルシステムのドライブとは、NTFS、FAT32、exFAT、FAT、Ext2、Ext3などの読み取り可能なファイルシステムにフォーマットされていないドライブを指します。これを修正するには、通常、NTFSまたはFAT32に変更する必要があります。
この記事では、RAWドライブを修復するいくつかの方法について説明します。
ヒント:CMDを使って修復する前に、RAWドライブのファイルを保存しておくべきでしょう。修正の操作(フォーマット)は、情報は消去されます。始まる前にバックアップを取りましょう。
RAWドライブを修復する前にデータを保存する
上記のように、RAW HDDを修復するにはフォーマットが必要です。したがって、信頼性の高いデータ復元ソフトを使用して、RAWエラーによって失われた可能性のあるデータを復元し、クラウドまたは他の安全な場所にデータをバックアップしてください。
こんな時は、AOMEI FastRecoveryにような専門のデータ復元ソフトが役に立ちます。
※AOMEI FastRecoveyをおすすめする理由:
✔ 写真、音声、ビデオ、PPT/PPTX、Word、Excel、PDF、メール、動画など1000以上のファイルタイプをサポートします。
✔ 内蔵・外付けHDD/SSD、SDカード、USBドライブなど、様々なストレージデバイスに対応します。
✔ ストレージデバイスのクイックスキャンとディープスキャンをサポートします。スキャン中にファイルの検索、フィルタリング、プレビュー、復元が可能です。
✔ 直感的で使いやすいUIを提供しています。
✔ Windows 7、8、10、11、およびWindows Serverのすべてのバージョンに対応しています。
プロなWindowsデータ復旧ソフト&さまざまなデータ損失状況から失われたファイルを復元する
3ステップでデータ復旧のステップ:
ステップ 1. 場所の選択
AOMEI FastRecoveryをインストールして起動します。データが失われたHDDを選択し、「スキャン」をクリックします。
ステップ 2. スキャンの実行・ファイルの選択
「クイックスキャン」で消したデータを迅速に検出し、その後「ディープスキャン」で他の失われたデータを検索します。スキャンが完了すると、削除されたファイルや紛失したファイルが表示されます。復元したいファイルを選択し、プレビューすることができ、「復旧」をクリックします。
ステップ 3. 保存先の選択
「フォルダーの選択」ボタンをクリックして、復元したファイルを保存するパスを選択します。
CMDを使用してRAWになったドライブを修復する
失われたデータを復元した後、CMDを使用してRAWドライブを修正する時間です。RAWパーティションを再び使えるようにするには、適切なファイルシステムにフォーマットする必要があります。ここでは、Windowsのコマンドプロンプトを使用してRAWドライブをフォーマットするプロセスを示します。
方法1:コマンドプロンプトでRAWドライブをチェックする
ステップ 1. 検索ボックスに「cmd」を入力して、コマンドプロンプトを選択します。
ステップ 2. コマンドプロンプトで「chkdsk n:/r」と入力して「Enter」キーを押します。(nは修復したいRAWパーティションのドライブ文字です。rは不良セクタをチェックして、それから読み取り可能な情報を回復することを意味します。)
方法2:diskpartツールでRAWドライブを修復する
ステップ 1. 検索ボックスに「diskpart」を入力して、「管理者として実行」を選択します。
ステップ 2. 下記のコマンドを順番に入力して実行します。各コマンドを入力した後、Enterキーを押します。
- list disk
- select disk n(nはRAWパーティション所在のディスク)
- attributes disk clear readonly
- clean
- create partition primary
- select partition #(#はRAWパーティションのドライブ文字)
- active(起動ドライブの場合のみ)
- format fs=ntfs label=new quick(またはformat fs=fat32)
- assign
32GB以上の大きなRAWパーティションをFAT32にフォーマットすると、失敗してエラーメッセージが出ます:「ボリュームサイズが大きすぎます」。実は、内蔵のツールで32GBを超えるHDDをFAT32にフォーマットすることはできません。
このエラーが出た場合は、方法4を使ってください。
方法3:ディスク管理ソフトでRAWドライブをチェックする
RAWドライブでCHKDSKコマンドを実行すると、「RAWドライブにCHKDSKは使用できません」というエラーメッセージが表示されることがあります。この場合は、無料のディスクパーティション管理ソフトであるAOMEI Partition Assistantを試してください。
ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを起動します。ツールバーの「テスト」をクリックし、ドロップダウンメニューから「不良セクタをチェック」を選択します。
ステップ 2. ポップアップウィンドウで「開始」ボタンをクリックして不良セクタのチェックを実行します。チェック操作は数秒または数分以内に完了できます。ポップアウトウィンドウで処理の進捗状況を確認できます。完了後に「はい」をクリックしてこのタスクを終了します。
方法4:ディスク管理ソフトでRAWドライブを修復する
32GBを超えるドライブをFAT32にフォーマットしたい場合は、AOMEI Partition Assistantは素晴らしい選択肢です。書き込み保護されたディスク、破損したSDカード、32GB以上のハードドライブをフォーマットすることができます。
ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを起動します。HDDパーティションを右クリックして「パーティションをフォーマット」を選択します。
ステップ 2. ポップアップウィンドウで、パーティションファイルシステムとして「FAT32」を選択します。デフォルトのクラスタサイズがありますが、他のオプションに変更することもできます。必要に応じてパーティションラベルを編集します。
ステップ 3. 最後に「適用」>「続行」をクリックしてください。
まとめ
ここでは、コマンドプロンプトを使用してRAW HDDを修復する方法について説明します。AOMEI FastRecoveryを使用することで、データを失うことなく問題を解決することが可能です。データの安全のために、RAWドライブからファイルを復元することが重要です。