【2024最新】Windowsのログファイルを安全に削除する方法

Windowsログファイルとは？

Windowsログファイル（Winログファイル）は、ファイル拡張子「.log」で保存され、通常はWindowsバージョンによって異なる場所に保存されます。一般的に、C:\Windows\System32\winevtまたはC:\Windows\System32\configで見つけることができます。

これは、システムやアプリケーションなどが、発生したイベントを記録し、後でのメンテナンスなどに利用されるものです。通常、これらのデータを表示するためには専用のプログラムが必要です。

ただし、これらのログファイルは大きく、ハードディスクの容量を多く占有することがあります。ディスク容量を解放するためにWindowsログファイルを削除することができます。

しかし、どうWindowsログファイルを削除しますか？Windowsのログファイルを削除する操作に進む前に、まず以下の２つの質問に答えましょう。

•  Windowsのログファイルを削除できますか？

  答えは「はい」です。ログファイルは問題が発生した場合のためのものです。システムが完璧に動作しているとき、ログを削除して少しのスペースを節約できます。後の部分でその方法を説明します。

  Windowsのログファイルを削除することは安全ですか？

  はい、安全なプロセスです。Windowsのログファイルを削除しても、ソフトウェアやハードウェアには何の害もありません。また、プロセス中に個人ファイルが削除されることもありません。適切なツールを使用すれば、確実に安全に削除できます。

Windowsのログファイルを削除する方法

ログファイルを削除したい場合、４つの簡単な方法が選択できます。それらを一つずつ読んで、削除タスクを開始するために最も便利なものを選んでください。

方法1.イベントビューアーを使用する

イベントビューアーは、ログ内のイベントを表示するために便利です。1つのログをクリアまたはすべてのイベントログを一度にクリアできます。以下のガイドに従って、イベントビューアーを使用してWindows10でログファイルを削除する方法をご覧ください。

ステップ 1. 【Win+R】を押して、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開き、【eventvwr.msc】と入力して【OK】をクリックして、イベントビューアを実行します。

ステップ 2. 左側の【Windowsログ】を展開し、1つのカテゴリを選択します（ここで「Application」を選択します）。

ステップ 3. 中央のペインからエントリを選択します。【Ctrl+Shift】を押し、削除したいエントリの範囲を選択します。そして、右側のペインから【ログの消去】をクリックします。

方法2.コマンドプロンプトを使用する

コマンドプロンプトは、Windowsのコマンドラインユーティリティで、ファイルの削除に使用できます。これには、壊れたフォルダを強制的に削除したり、一時ファイルをクリアしたり、Windowsログファイルを削除したりすることもできます。次は、Windowsログファイルを削除する方法に従ってください。

ステップ 1. 検索ボックスに【cmd】と入力し、【管理者として実行】をクリックしてコマンドプロンプトを実行します。

ステップ 2. 個々のログファイルを削除するには、次のコマンドを入力します。各コマンドを入力した後に【Enter】キーを押します。

wevtutil el（これによりすべてのログが一覧表示されます）

wevtutil cl [削除したいログの名前]

Windowsコンピュータのすべてのログファイルを削除するには、次のコマンドを入力して【Enter】キーを押します。

cd/

cd windows

del *.log /a /s /q /f

方法3.Windows PowerShellを使用する

Windows PowerShellは、Windowsログファイルを削除するのに役立つ別のWindowsコマンドラインユーティリティです。

ステップ 1. 検索ボックスに【PowerShell】と入力し、【管理者として実行】をクリックしてWindows PowerShellを実行します。

ステップ 2. その後、Get-EventLog -LogName * | ForEach { Clear-EventLog $_.Log }コマンドを実行します。

方法4.サードパーティのPCクリーナーを使用する

四番目の方法は、サードパーティのクリーニングプログラムを使用することです。ここで、人気のあるフリーソフト「AOMEI Partition Assistant Standard」をおすすめします。このソフトはWindows11／10／8／7／XP／Vistaに対応します。GUIインターフェースを備えて、ユーザーがあらゆるタスクを簡単に実行できます。

ディスク容量を解放するためにあらゆる種類のジャンクファイルをクリーニングすることができます。ログファイルだけでなく、他の不要なファイル（一時ファイル、レジストリファイル、キャッシュファイルなど）も簡単に削除できます。

この実用的な「PCクリーナー」機能を利用してWindowsログファイルを削除することができます。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを起動します。開いたら、上部にある「空間を解放」をクリックし、「PCクリーナー」を選択します。

ステップ 2. 新しいポップアップウィンドウで、「スキャン開始」をクリックし、コンピューターをスキャンして不要なファイルを探します。

ステップ 3. スキャンが完了すると、システムのジャンクファイルとレジストリのジャンクファイルが一覧表示されます。必要に応じて、削除したいログファイルやその他のジャンクファイルにチェックを入れ、「すべてをクリーン」をクリックしてクリーニングプロセスを開始します。

Professional版にアップグレードした後、Windowsログファイルを削除して空き容量を確保するだけでなく、容量を解放しパフォーマンスを最適化するための多くの素晴らしい機能があります。

大容量ファイルを削除：大容量ファイルはハードディスク上のディスクスペースを多く占有しています。それらを削除することで、ディスクの空き容量を解放することができます。

アプリ引越し：CドライブがいっぱいでDドライブが空いている場合、Cドライブの一部のフォルダやファイルやプログラムをDドライブに移動させることで、システムパーティションの空き容量を増やすことができます。

OSをSSDに移行：OSをSSDに移行することはWindowsを高速化することができます。

FAQ：Windowsのログファイルの削除について

Cドライブからログファイルを削除できますか？

実際には、Cドライブからログファイルを削除するのは難しいです。ログファイルを検索・削除するために専用のプログラムを使用することしかできません。ログファイルを簡単かつ快適に削除するには、「AOMEI Partition Assistant Professional」を使用することができます。

Windowsのアップグレードログファイルを削除できますか？

Windowsのアップグレードログファイルは、アップグレードしたあとにWindowsに問題がある場合にのみ必要です。したがって、アップグレードした後にコンピュータが正常に動作する場合は、これらのWindowsのアップグレードログファイルを削除することができます。

まとめ

Windows11／10／8／7でWindowsログファイルを削除する方法は何ですか？選択できる４つの方法を紹介しました。イベントビューアー、コマンドプロンプト、Windows PowerShell、およびサードパーティのPCクリーナーです。自分に適した方法を選んでください。

ログファイルを削除することは、コンピュータの空き容量を増やす1つの方法です。この記事で言及した空き容量を解放する他の方法を試すこともできます。例えば、お勧めのディスク・パーティション管理ソフト「AOMEI Partition Assistant Professional」の「空き領域を割り当て」、「大容量ファイルを削除」、「アプリ引越し」、「重複ファイルファインダー」を利用することができます。