Windows 10でデータを失うことなくHDDを交換する
パソコンのパフォーマンスをアップするときに検討したいのが、起動ドライブ(HDD)を新しいHDDまたはSSDに交換することです。しかし、いざ換装するとなると「OSを移行できるのか?」「ハードの交換は難しくないか?」など、不安な点も多いでしょう。ここでは、HDDの交換を行う際に知っておきたいことをご紹介します。
Windows 10でHDDを交換する必要性は?
まずは、パソコンに内蔵されているHDD(ハードディスク)をHDD/SSDに交換したくなる理由を考えてみましょう。理由によっては、「交換の必要がない」「そもそもパソコン自体を交換すべき」など、HDD/SSDに交換しなくても良いということになるかもしれません。内蔵されているハードディスクを交換しようと思ったケース別に、本当に必要かどうかを考えてみましょう。
📢ハードディスクが不調になる
Windows 10が実行されているNECのノートパソコンが壊れました。HDDを交換すれば良いということまではわかりました。ですが、HDDを交換する際は、どうやってWindows 10をインストールしたり、ライセンス認証しますか?教えてください。お願いします。
例えば、「ハードディスクが壊れた」「ハードディスクから異音がするようになった」といった場合は、ハードディスクを別のハードディスクかSSDに交換する必要があります。ですが、「壊れる」または「壊れそう」という状態になった原因は何でしょう。
もし、お使いのハードディスク自体が故障しているなら、それを新しいHDDに置き換えることができます。もし、原因が経年劣化であるなら、パソコン自体もすでに旧式となっているかもしれません。特に、2020年にはWindows 7のサポートが終わります。ですから、もし使用しているパソコンが、Windows 7以前のパソコンであれば、いっそのこと買い替えを検討してもいいでしょう。
📢ハードディスクの容量が足りなくなった
ハードディスクの容量が足りなくなった場合はどうでしょうか?空き容量を増やすためにより大きい容量のHDDまたはSSDに交換することができます。
👍Windows11/10/8/7でCドライブ容量を増やす方法
また、もし現在使っているハードディスクが、64GBとか120GBの場合、やはりマシンスペック的に古い可能性があるので、新規購入を検討してください。
📢OSやアプリケーションの起動が遅く感じる
OSやアプリケーションの起動が遅く感じる場合は、ぜひ交換すべきです。SSDは、データの読み込み速度と書き込み速度が速いことが最大のメリットなので、換装すればユーザーの作業効率を格段にアップさせることでしょう。これは、ビジネスユースに限らず、ゲームをプレイする場合も、ゲームの起動やマップデータの読み込み速度などに効果があります。
📢Windows 10にアップグレードしたい
前述したように、仮にハードディスクが壊れておらず「現在Windows 7を使っているので、Windows 10にアップグレードするタイミングでSSDに交換したい」という場合も、マシンスペックによっては買い替えが有効です。
Windows 10をインストールするなら、それなりのマシンスペックが必要です。お使いのパソコンが、Windows 7発売時に購入した物であれば対応可能かもしれませんが、Windows 7より前のOSからアップグレードを重ねている物であればきびしい可能性もあります。スペックを確認し、問題なければSSDへの交換をしましょう。
HDDからHDD/SSDへ交換する方法
では、実際にHDDからHDD/SSDに換装するにはどうしたらいいのでしょうか?方法は大きく分けて2種類あります。どちらも、メリット・デメリットがあるので、行いやすい方法を選びましょう。
📌手動でOSをインストールし直す(クリーンインストール)
ハードディスクにあるデータは使わず、手動でゼロからOSをインストールして起動ディスクを作成します。これは、クリーンインストールと呼ばれ、パソコンを使い続けるうちに溜まってしまったデータなどを引き継がないため、パソコンにとって健康的な方法です。
しかし、いくらSSDが高速とはいえ、ゼロからOSだけでなくアプリケーションをすべてインストールするのは手間がかかります。環境の設定も最初からやり直すことになるため、時間的なデメリットがあります。この方法を選択するのは、OS自体をアップグレードしたときなどが最適でしょう。
📌アプリケーションを使ってクローンを作る
アプリケーションを使って、ハードディスクにあったデータのクローンをHDD/SSDに作成する方法があります。この方法であれば、これまでとまったく同じ環境を引き継ぐので、すぐにパソコンを使うことができます。一般的には、クローンを作るためのアプリケーションを使うので、手間はかからず移行することができます。
問題点は、クローン先のHDD/SSDの空き容量がクローン元のHDDの使用容量と同等かそれよりも大きい必要があることです。そのため、コスト的に問題なければハードディスクの容量以上のHDD/SSDを買う必要があります。※買えないのであればハードディスクの使用容量を、移行する予定のHDD/SSDの容量以下にしましょう。
ハードディスク交換時の注意点
ハードディスクの交換をする際に、注意すべきポイントは下記の通りです。
🎯回転数を考慮する
ハードディスクを新しく購入する際には、回転数を考慮するようにしましょう。HDDの回転数は7200rpmと5400rpmが存在します。
回転数 | メリット | デメリット |
7200rpm | ✔回転速度が高速 ✔処理速度も高速 |
✖価格が高い ✖消費電量も大きい ✖音も少しうるさい |
5400rpm | ✔大容量でも安く購入できる ✔消費電力も比較的小さい |
✖処理速度が7200rpmよりも劣る |
7200rpmと5400rpm、どちらを使うかは用途によって変わってきます。例えば、起動ディスクとして使用するなら7200rpmのほうが適しているでしょう。※処理速度をより求めるのであれば、7200rpmのハードディスクよりも、SSDのほうが優れています。ディスクをデータ保存として使う際には、速度よりも容量が大切です。5400rpmであれば容量単価が安いため、大量データのものでも購入しやすいです。5400rpmのSATAスピードは6GB/sと3GB/sがあり、6GB/sのほうが高速です。
🎯サイズを確認する
ハードディスクは2.5インチと3.5インチに大きく分かれます。一般的には2.5インチがノートパソコン、3.5インチがデスクトップパソコンです。自分のパソコンに合ったサイズのハードディスクを用意してください。
サイズだけでなく、接続規格にも注意です。接続規格も大きくわけるとIDE接続とSATA接続の2種類があります。IDEは旧規格の接続機器で2000年~2008年ぐらいまでは主流でした。SATAは新規格となっており、2008年からよく使われるようになっています。IDEとSATAの違いは見た目で判断可能です。コネクタの規格が違うと取り付け自体ができないため、間違わないように確認してください。
🎯ネジの形状を確認する
ハードディスクを交換する際には、ある程度パソコンをバラバラにする必要があります。特にノートパソコンの場合は各種パーツや内蔵ハードディスクがネジで固定されているので、プラスドライバーが必須です。このドライバーにも規格があるため、あらかじめネジの形状は確認しておきましょう。ネジ穴があっていないドライバーを無理やり使うと、ネジ穴が破損してしまいます。
🎯マザーボードに直接接続されてるか確認する
ほとんどのパソコンは自分でハードディスクの交換できますが、薄型のノートパソコンのなかには内蔵ハードディスクがマザーボードに直接接続されているタイプもあります。このような場合は、汎用品と交換ができないので諦めたほうが無難です。
🎯SSDにクローンが作成できないか確認する
ハードディスクの状態が悪かったり、パーティションの規格がクローンソフトに対応していないなどの理由でSSDにクローンが作成できない場合もあるので注意が必要です。
Windows 10を再インストールせずHDDを交換する方法
次は、OSを再インストールせず(データを失うことなく)起動ディスク(ハードディスク・HDD)を交換する2つの方法についてご紹介します。必要に応じて適切の方法を選択し、HDDを交換してみましょう~
🔎サードパーティ製のディスク管理ソフトを使う
前述したように、Windows 10をインストールしたシステムドライブを交換する場合、システムの内容をそのまま引き継ぐ(同じOSを使い続ける)ために、ストレージのクローンを作るほうが簡単で速いです。
準備:
現在使用しているHDDのデータを丸ごと新しいHDD/SSDに移し替える、いわゆる「クローン」の仕方は、PCのタイプによって大きく2つの方法に分けられます。
まずHDDが交換可能な(基板直付けでない)PCであることは大前提です。その上で、スロットが2つ以上ある(1つ以上空きがある)PCの場合と、スロットが1つしかない(既存のHDDが装着済みの)場合、必要な機材も変わってくるのです。
前者のスロットが2つ以上あるパターンはデスクトップPCに多く、空いているスロットに新しいHDD/SSDを装着して、後ほど紹介するクローンソフトを使用すればOKです。後者はノートPCやミニサイズのPCに多く、新しいHDD/SSDをUSB接続の外付けHDD/SSDケースに入れ、それに対してクローンソフトを使用して移行することになります。
ステップ①:ノートパソコンにSSDを接続する
ハードディスクからSSDへの交換を考えるなら、ソフトウェアやケース、ケーブルなどがワンパッケージになった、ESD-IBシリーズを使うのが簡単です。
まずは、ハードディスクをSSDに交換する予定のノートパソコンに、ESD-IBシリーズを接続します。ESD-IBシリーズは、すでに2.5インチのケースに入っており、ノートパソコンと接続するためのUSBケーブルも入っているので、簡単に接続することができます。接続ができたら、きちんと起動・認識しているかを確認しましょう。
ステップ②:ハードディスクをSSDにクローンする
使用するSSDのメーカーによっては独自のクローンツール(たとえば、SamsungやWDなどのツール)を用意している場合がありますが、今回はPCのタイプやSSDのメーカーなどを問わず、ある程度汎用的に使えるツールをご紹介します。
データを失うことなくシステムディスク(起動ディスク)をアップグレード・交換・換装したい場合には、【AOMEI Partition Assistant Professional】というディスク管理ソフトを強くお勧めします。「ディスクをクローン」や「OSをSSDに移行」などの機能を使えば、パソコン初心者でも、OSやアプリケーションを再インストールせず、HDDを簡単にクローンし、クローン先のSSDから正常に起動することができます。
1. AOMEI Partition Assistant Professionalをダウンロードし、インストールし、起動します。
2. ノートパソコンに接続したすべてのドライブが表示されます。ツールバーの「クローン」タブ→ドロップダウンメニューから「ディスクをクローン」をクリックします。
3. HDDをソースディスク(クローン元のディスク)として選択して「次へ」をクリックします。
4. 新しいSSDをターゲットディスク(クローン先のディスク)として選択して「次へ」をクリックします。
クローン処理を実行すると、ターゲットディスク上のすべてのデータとパーティションが削除されるため、重要なデータがあれば、「いいえ」をクリックして、事前に強力なバックアップフリーソフトAOMEI Backupper Standard(無料)でファイル、パーティションまたはディスクをバックアップしておいてください。バックアップを取ったら、「はい」をクリックして次のステップに進みましょう。
5. 次には確認画面に移動し、ソースディスクとターゲットディスクを確認します。問題なければ「確認」ボタンをクリックして続行します。
-
「設定」をクリックし、ニーズに応じてターゲットディスク上のパーティションのサイズを変更することができます。或いは、クローン処理が完了した後、このAOMEI PA Proを使用してクローン先のSSDを再分割することもできます。そして「保存」をクリックします。
-
ターゲットディスクがSSDである場合、「4Kアライメント」にチェックを入れてください。
-
「セクタ単位のクローン」にチェックを入れる場合、「セクタ単位のクローン」を実行します。ソースディスク上の使用済みセクタと未使用セクタをすべてクローンするため、より長い時間がかかるかもしれません。また、ターゲットディスクのサイズはソースディスクのサイズに等しいかそれより大きくなければなりません。
-
「セクタ単位のクローン」にチェックを入れない場合、「ディスクの高速クローン」を実行します。ソースディスク上の使用済み領域だけをクローンするため、大容量のソースディスクを小容量のターゲットディスクにクローンすることができます(ターゲットディスクの空き容量はソースディスクの使用済み容量より大きいか等しい必要があります)。クローン中にターゲットディスク上の各パーティションのサイズを調整することができます。
6. 最後は、クローン操作の結果をプレビューし、問題なければツールバーにある「適用」→「続行」をクリックします。
ステップ③:クローンが完成したらSSDを取り出してノートパソコンに差し込む
無事にクローンが完成したら、「ディスクの取り出し」でSSDをノートパソコンから外します。そして、ケースからSSDを取り出します。次に、ノートパソコンの電源を落とし、ハードディスクを取り出します。そしてSSDをハードディスクのあった所に差し込みます。
ステップ④:ノートパソコンが起動するか確認する
ノートパソコンにESD-IBシリーズを差し込んだら、再び電源を入れて起動するかを確認しましょう。無事に起動したら完了です。
元々入っていたハードディスクは、ESD-IBシリーズが入っていたケースに入れて、外付けハードディスクとして再利用する方法もあります。この場合は一度、ハードディスクをフォーマットして使いましょう。
なお、このハードディスクにOSを入れておき、万が一のときのために保存しておこうと考える人もいるでしょう。ですが、Microsoftの規約で禁じられております。行わないようにしてください。
🔎バックアップと復元(Windows 7)機能を使う
クローンの作製作業はサードパーティ製の専用ソフトを使って行いますが、Window 10のシステムイメージの作成と復元機能を使ってクローンと同じようにシステムを引き継ぐことができます。
通常クローンを作成する場合、クローンソフトで内蔵ストレージからUSBなどを介して新しいストレージにストレージの内容を丸ごとコピーします。その後内蔵ストレージを新しいストレージに入れ替え作業を行います。
しかし、この方法は内蔵ストレージの内容のバックアップを外部ストレージ(USB-HDDやネットワークドライブなど)に保存します。次に内蔵ストレージを新しいストレージと交換します。そして先に保存したバックアップの内容を交換した内蔵ストレージに書き戻してあげます。
準備:
ご存知のように、Windows 10に標準搭載されている【バックアップと復元(Windows 7)】機能はシステムイメージを作成したり、復元したりすることができます。この方法で再インストールなしにHDDを交換することもできます。厳密にはクローンとは異なりますが、条件さえそろえば特別なソフトをインストールすることなくWindowsの標準機能だけでシステムの移行作業ができます。クローンソフトは必要ないですが、代わりにバックアップイメージを保存するストレージ(HDDなど)と起動用のUSBメモリーが必要になります。
- 交換するHDD/SSDの容量は交換前と同じかより大きなものを用意
- 異なるパーティションの形式(MBR、GPT)間での移行は不可
- システムイメージが保存できる空き容量があるUSB-HDD
- システム修復ディスク(Windows 10のインストールメディアでも可)
👍【関連記事】データを失うことなくMBRディスクからGPTディスクに変換
ステップ①:システムイメージを作成する
1. タスクバーの検索ボックスに「cont」と入力し、「コントロールパネル」を起動します。「システムとセキュリティ」項目の「バックアップと復元(Windows 7)」をクリックします。そして、左メニューの「システムイメージの作成」をクリックします。
2. システムイメージの作成が始まります。「バックアップをどこに保存しますか?」の画面が表示されるので、用意したUSB-HDDをパソコンに接続し、バックアップの保存先として選択し、「次へ」をクリックします。
3. バックアップが完了すると「システム修復ディスクを作成しますか?」という画面が表示されるので、ここでは「はい」をクリックします。
Windows 10でシステム修復ディスクの作成が完了すると、以下の手順に従ってHDDの交換を完成させます。
ステップ②:システムイメージを復元する
1. 作成したシステム修復ディスクから起動します。
2. 「Windows セットアップ」が表示されたら、「次へ」→「コンピューターを修復する」をクリックします。
3. 次に「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「イメージでシステムを回復」をクリックします。
4. 後は、回復したいシステムイメージ(ステップ①で作成したシステムイメージ)を選択します。
5. 復元方法を指定する時にHDDを換装するなどして、HDDの容量に変更がある場合、「ディスクをフォーマットしてパーディションに再分割する」にチェックを入れてください。
6. 確認画面が表示され、問題なければ「はい」をクリックして、復元が実行されます。
後処理
復元が無事にできたら、パソコンを再起動して、交換したHDD/SSDの中身がバックアップしたデータに置き換わっています。この段階のCドライブ(システムドライブ)の容量はシステムイメージを取得したドライブの容量になっています。より大きなHDD/SSDに交換した場合、未使用領域があるのでディスク管理ツールAOMEI Partition Assistant ProfessionalでCドライブを拡張をすることができます。未使用領域で新たにパーティションを作っても良いです。
👍【関連記事】HDD/SSDの未割り当て領域を削除!パーティションの作成&拡張
ハードディスクを長持ちさせる方法
ハードディスクを長持ちさせたいのであれば、パソコンを使用しないときはこまめに電源を切るようにしましょう。1日中、パソコンの電源を付けっぱなしにしていると、ハードディスクは1年持たずに駄目になることもあります。逆に、1日1時間程度しか使わないパソコンのハードディスクは10年を超えても使い続けられるはずです。ハードディスクの寿命は使用時間に依存する面が大きいですが、パソコンの構造とも関連性があります。熱を持ちやすい構造をしているパソコンに内蔵されたハードディスクは、通常よりも壊れやすいでしょう。
ハードディスクの寿命はだいたい1万時間、という話をしましたが、これは一般的な性能を持っている場合です。メーカーによっては粗悪品もあります。ハードディスクはものによって良し悪しがだいぶ変わってくるため、安定した大手メーカーの製品をできるだけ選ぶようにしてください。見知らぬメーカーのハードディスクが格安で手に入ったとしても、すぐに壊れてしまえば、結局損をすることになりかねません。
DELLのInspironやoptiplex、NECのLAVIEなど、大手メーカー製のパソコンに搭載されたハードディスクでも、使い方が悪ければ比較的短期間で壊れてしまう可能性も考えられます。前述でも触れましたが、パソコンは熱を持ちやすいため夏場など気温の高い環境で壊れてしまうこともあります。パソコンはファンで内部の熱を外に排出していますが、同時に外部から空気を取り込んでいるため埃がたまりやすく、熱がこもる原因になっています。パソコン内部に熱がこもりにくいようにするためには、定期的にパソコン内部をクリーニングして埃を取り除くことをおすすめいたします。パソコン内部のクリーニングは、パソコンを分解する必要があります。
HDD交換に関するよくある質問
Q1:HDDを交換する前に何を確認すべきですか?
A1:まず、Windows 10が正しくライセンス認証されていることを確認し、データのバックアップを取得してください。また、新しいHDDがシステムの要件を満たしていることも確認してください。
Q2:Windows 10のライセンスはどうなりますか?
A2:Windows 10のライセンスは、マザーボードに紐づいています。通常、マザーボードの交換なしでHDDを交換してもライセンスには影響ありませんが、確認のためにMicrosoftサポートに連絡することをお勧めします。
Q3:データのバックアップ方法は?
A3:重要なデータは外部ドライブやクラウドサービスを使用してバックアップしてください。Windows 10には「ファイルの履歴」や「バックアップと復元(Windows 7)」などの機能があります。
Q4:HDDを交換する手順は?
A4:まず、新しいHDDをシステムに接続し、Windows 10のインストールメディアを使用してOSを再インストールします。その後、データを復元し、必要なドライバーやアプリケーションを再インストールします。
Q5:UEFIとBIOSの違いは?
A5:UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)はBIOS(Basic Input/Output System)の進化版で、より新しい規格です。HDDを交換する際、新しいHDDがUEFIに対応しているか確認してください。UEFIの場合、対応する設定を変更する必要があります。
Q6:Windows 10の再アクティベーション方法は?
A6:通常、HDDの交換だけでは再アクティベーションは不要ですが、問題が発生した場合は「設定」>「更新とセキュリティ」>「アクティベーション」から再アクティベーションできます。
Q7:データ復元ができない場合、どうすれば良いですか?
A7:データ復元ができない場合、専門のデータ復旧サービスを検討するか、バックアップからデータを復元することが最善の方法です。データの重要性に応じて対応を検討してください。
まとめ
上が述べた二つの方法からみて、HDD交換にWindows 10のバックアップと復元(Windows 7)機能よりもAOMEI Partition Assistant Professionalを使うことのほうがずっと簡単でしょう。
実は、ディスクコピーのほか、AOMEI PA Proはパーティションまたはディスクの管理に関する高度な機能をたくさん備えます。例えば、アプリを2つのパーティション間で移行し、ディスクデフラグを実行し、OSのみをSSDに移行し、パーティションを消去したり、復元したりすることができます。
更にWindows ServerをサポートするAOMEI Partition Assistant Server版、台数無制限のPCやServerで使用可能なUnlimited版、クライアントに有償技術サービスを提供できるTechnician版もあります。ぜひ一度お試しの価値あります(´ε` )~AOMEI Partition Assistant異なるエディションの比較