Windows 10でHDD/SSDをパーティション分割する方法
Windows 10のパソコンで、Cドライブしかないとお困りではありませんか?データを失うことなくHDDのパーティションを分割する方法がありますか?この記事では、Windows11/10/8/7でHDDパーティションを分割する三つの方法(ディスクの管理、Diskpart、バーティション管理ソフト)をご紹介します。
「パソコンのCドライブが1つしかないけれど、このままでいいのかな?」
「大事な写真とWindowsのシステムを別々に保存したい」
新しいパソコンを買うと、多くの場合「Cドライブ」という1つの大きな保存場所しかありません。でも、そのまま使っていると、万が一パソコンが故障したときに、大事なデータまで一緒に取り出せなくなってしまうかもしれません。
今回は、初心者の方でも失敗しない「HDDのパーティション分割」について、初心者でもわかるように丁寧に解説します。
パーティション分割について
パーティション分割って何?
パーティション(Partition)とは、日本語で「仕切り」という意味です。 1つのHDDやSSDを、パソコンの中で「ここからここまではCドライブ、ここから先はDドライブ」というように、複数の部屋に分けることを「パーティション分割」と言います。
例えるなら、「1つの大きなワンルームマンションに、カーテンを引いて『寝室』と『リビング』を作る」ようなものです。部屋を分けることで、荷物の整理がしやすくなりますよね。
メリット:ドライブを分けるべき「3つの大きな理由」
なぜわざわざドライブを分けるのでしょうか?それにはこんなメリットがあるからです。
- データの安全性が上がる:Windows(システム)が壊れてしまってパソコンを初期化することになっても、Dドライブに分けて保存していた写真は消えずに残る可能性が高くなります。
- 整理整頓がしやすくなる:「Cドライブはアプリ用」「Dドライブは写真や動画用」と決めておけば、どこに何があるか一目でわかります。
- バックアップが速くなる:大事なものが入っているドライブだけをバックアップすればいいので、作業時間が短縮できます。
Windows10でHDDパーティションを分割する方法
Windows10のユーザーが自分でハードディスクを分割するのは難しそうですが、心配する必要はありません。次は、Windows標準搭載ツール「ディスクの管理」「diskpart.exe」及びサードパーティ製パーティション管理フリーソフトを利用して、HDDパーティション分割を行う方法について解説します。
-
パーティションをいじるのは、パソコンにとって「大掃除」のようなものです。めったに失敗することはありませんが、もし作業中に電源が切れたりすると、データが消えてしまう危険があります。
-
作業の前には、「大切な写真や書類はUSBメモリなどにコピー(バックアップ)しておく」ことを忘れないでくださいね。
ディスクの管理でHDDパーティションを分割
「ディスクの管理」は、Windows 10に標準搭載されている、ハードディスクとパーティションをうまく管理するためのツールです。それは、パーティションを作成、削除、フォーマットできるし、ドライブ文字を変更できるし、ボリュームを縮小、拡張できます。ほとんどのディスク関連のタスクを実行できます。
次は、「ディスクの管理」でHDDをパーティション分割しましょう~
ステップ 1. まずはWin10で「ディスクの管理」を開きます。最も簡単な方法は、スタートボタンを右クリックして「ディスクの管理」を直接選択することです。
ステップ 2. 分割したいストレージ領域(パーティション)を右クリックして「ボリュームの縮小」を選択します。ここではDドライブを例として挙げます。
ステップ 3. ポップアップウィンドウで、「縮小する領域のサイズ」を好きなように変更できます。その値を調整した後、問題なければ「縮小」をクリックします。
ステップ 4. すると、Dドライブの後に未割り当て領域が表示されます。この「未割り当て」を右クリックして「新しいシンプルボリューム」を選択します。後は、ウィザードに従ってこのボリュームをフォーマットして、新しいパーティションを作成します。
こうすると、Dドライブを2つのパーティションに分けます。もっと多くのパーティションを作成したいなら、以上の手順を繰り返せばいいです。
diskpart.exeでHDDパーティションを分割
ステップ 1. まずは「Windows」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。次に「名前」入力ボックスに「diskpart.exe」と入力して「Enter」キーを押すか、「OK」ボタンをクリックすると、diskpart.exeが起動します(このアプリがPCに変更を加えることを許可しますか?って聞かれると、「はい」をクリックします)。
ステップ 2. 「list volume」と入力して「Enter」キーを押します。ディスク上の全ての作成済みボリュームが一覧表示されます。
ステップ 3. 「select volume *」と入力して「Enter」キーを押します。*は分割するボリュームのボリューム番号です。
ステップ 4. 「shrink desired= *」と入力して「Enter」キーを押します。*はメガバイト(MB)単位で縮小するスペースの量です(1GB=1024MB)。
ステップ 5. 「create partition primary size =*」と入力して「Enter」キーを押します。新しく出来た未割り当て領域を利用して、*サイズ(メガバイト)のプライマリパーティションが作成されます。
ステップ 6. 「list volume」と入力して「Enter」キーを押します。新しいパーティションが作成されるか確認します。
ステップ 7. 「format fs=ntfs quick」と入力して「Enter」キーを押します。新しいパーティションをフォーマットしないと使えないので、formatコマンドを入力する必要があります。
ステップ 8. 「exit」と入力して「Enter」キーを押します。
🔎以下はDiskpartでCドライブを分割する例で、ご参考ください。画像をクリックで拡大できます。
「空き容量はたくさんあるのに、ボリュームの縮小で少ししか数字を減らせない!」というトラブルがよくあります。
これは、Windowsの「移動できないファイル」がディスクの端っこに居座っているのが原因です。これを解決するには、一度ディスクの最適化(デフラグ)を行うか、AOMEI Partition Assistantのような専門ツールを使って、強制的に場所を空けるのが一番の近道です。
AOMEI Partition Assistant StandardでHDDパーティションを分割
Windows標準搭載ツール「ディスクの管理」「diskpart.exe」の代わりに、AOMEI Partition Assistant Standardを使用できます。AOMEI Partition Assistant Standardは無料パーティション管理ソフトとして、誰でも簡単に使えます。「ディスクの管理」と比べてもっと多くの強力な機能を備えます。例えば、ラベルの変更、パーティションのクローン/リサイズ/移動/チェック/結合などです。
次は、このフリーソフトが提供した機能を使用して、HDDパーティション分割を実行しましょう~
ステップ 1. まずはAOMEI PA Standardを無料でダウンロード、インストール、起動します。そして分割したいボリューム(ここではDパーティション)を右クリックして「パーティションをリサイズ/移動」を選択します。
ステップ 2. スライダーを左方向にドラッグして、作成する未割り当て領域のサイズを決めます。そして「はい」をクリックします。
ステップ 3. ホーム画面に戻り、Dパーティションの後ろに未割り当て領域が表示されます。その未割り当てを右クリックして「パーティションを作成」を選択します。
ステップ 4. 同様にスライダーをドラッグして、作成する新しいパーティションのサイズを調整します。そして「はい」をクリックします。
- 🧿ヒント:
- もしMBRディスクの上に既に4つのプライマリパーティションが存在しているなら、新しく作成したパーティションは論理ドライブしかなりません。
- また、ご覧のようにここではドライブ文字とファイルシステムを変更することができます。更に、「詳細」オプションをクリックして、他の設定を変更することもできます。SSDを分割する場合、「SSDパーティションを整列」にチェックを入れてください。
ステップ 5. 最後はパーティション分割した後の結果を確認して問題なければ、「適用」をクリックして全ての操作を実行します。
結語
実はAOMEI Partition AssistantはHDDパーティション分割について、色々な方法を提供しています。もちろん、AOMEI Partition Assistant Standard(無料版)によって提供された基本的なディスク&パーティション管理機能を使用して、パーティション分割も実現することができますが、Standard版をAOMEI Partition Assistant Pro(有料版)にアップグレードしたら、もっと便利かつ高速な「パーティションを分割」「コマンドラインでの分割」「高速分割」機能を直接利用することができます。
また、Pro版は他の高度な機能をたくさん備えます。例えば、パーティションの拡張/復元、パーティション/HDD/SSDの消去、ブータブルメディアの作成、MBRとGPTの間の変換などです。
Windows 10 HDDパーティション分割に関するFAQ
Q1. なぜ一つのHDDを複数のパーティションに分ける必要があるのですか?
A. データ管理の効率化と、トラブル時の安全性向上のためです。OS(Windows)と個人データ(写真や書類)を別々のパーティション(CドライブとDドライブなど)に分けておけば、万が一Windowsが起動しなくなり初期化が必要になっても、Dドライブのデータは影響を受けずに済む可能性が高くなります。また、整理整頓もしやすくなります。
Q2. Windowsの「ディスクの管理」で分割しようとしましたが、「ボリュームの縮小」ができる容量が少なすぎます。
A. ディスクの断片化や、移動できないファイル(仮想メモリなど)が原因です。Windows標準機能では、ファイルが配置されている場所より後ろしか縮小できません。AOMEI Partition Assistantを使用すれば、これらの制限を回避して、空いているスペースを最大限に活用し、より柔軟に新しいパーティションを作成できます。
Q3. パーティションを分割すると、HDDの寿命が短くなったり速度が落ちたりしますか?
A. いいえ、寿命や速度に悪影響はありません。物理的なディスクを分けるわけではなく、あくまでソフトウェア上で「区切り」を作るだけなので、故障しやすくなることはありません。むしろ、OSが読み書きする範囲が限定されることで、わずかに効率が上がるケースもあります。
Q4. AOMEI Partition Assistantの「高速分割」機能とは何ですか?
A. 新しいHDDや未割り当てのディスクを、一瞬で理想の構成に分ける機能です。手動で一つずつ作る手間を省き、「Cドライブを100GB、残りをDとEに均等に」といった設定を数クリックで行えます。新しいPCを購入した際や、外付けHDDを自分好みの数に一気に分けたい時に非常に便利です。
Q5. すでにデータが入っているパーティションを分割しても、データは消えませんか?
A. AOMEI Partition Assistantを使えば、データを保持したまま分割可能です。「パーティションを分割」機能を使えば、既存のドライブに入っているデータを壊すことなく、空きスペースを切り出して新しいドライブ(Fドライブなど)を作ることができます。Windows標準機能のように「一度削除して作り直す」必要がないため、バックアップの手間が省けます。
AOMEI Partition Assistant
Windows 11/10/8.1/8/7に対応した、無料で簡単かつ安全なパーティション管理、ディスク変換、PC最適化ツールです。
Windows 11/10/8.1/8/7
もっと詳しく