簡単ステップでブートUSB作成!Windows 11/10/8/7をUSBから起動させる方法
USBからWindowsを起動する方法が知りたいですか?この記事では、わずかなステップでブートUSBを作成し、Windows 11/10/8/7を問題なく起動できる手順を詳しく紹介します。
起動可能なUSBでできること
多くのWindowsユーザーは、USBからパソコンを起動たいと思っています。では、起動可能なUSBを使って何ができるのでしょうか?ここでは、起動可能なUSBドライブの利点をいくつか紹介します。
※起動可能なUSBを使うと、次のことが可能です:
✔ システムの復旧:ブートUSBを使用すると、Windowsが起動しない場合でも、USBからシステムを起動してトラブルシューティングや修復が可能です。これにより、データの消失を防ぐことができます。
✔ 新しいOSのインストール:ブートUSBを使えば、Windowsのクリーンインストールや、異なるデバイスへのOSのインストールが簡単に行えます。光学ドライブがないPCでも問題なくインストールできます。
✔ ポータブルなOS起動:ブートUSBにWindowsやLinuxなどのOSを入れておくことで、他のPCで手軽に自分の環境を起動できるため、外出先や複数のデバイスで一貫した作業環境が利用できます。
✔ ウイルスやマルウェアの除去:ウイルスに感染したPCから安全に起動するために、ブートUSBを利用することで、感染したOSに影響されずにウイルススキャンや駆除が可能です。
✔ システムのバックアップとリカバリ:システムバックアップやリカバリツールをブートUSBに入れておくと、OSに問題が生じたときでも簡単にデータ復元やシステム修復ができます。
ブートUSBは、PCメンテナンスやトラブル時の強力なツールとして、多くの場面で役立ちます。
では、USBから起動する方法はありますか?
Diskpartで起動可能なUSBドライブを作成する
Windowsを使っているなら、コマンドラインツールのDiskpartを使って起動可能なUSBドライブを作成できることを知っていますか?以下の手順を試してみてください。
注:ISOファイルを準備する必要があります。Diskpartの操作は取り消せないので、注意が必要です。Diskpartのコマンドに自信がない場合やデータ損失のリスクが少ない場合は、次のセクションに進んでください。
ステップ 1. USBをパソコンに接続して、使えるか確認します。タスクバーの検索ボックスに「cmd」と入力し、出てきた「コマンド プロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選びます。ポップアップウィンドウに「diskpart」と入力して、Enterキーを押します。
ステップ 2. DiskPartユーティリティを開いたら、次のコマンドを順に入力してください。各コマンドは入力後にEnterキーを押すことで実行されます。
- lisk disk(コンピュータ上の全てのディスクを一覧表示します。)
- select disk m(mはUSBのディスク番号です。)
- clean(USB上の全てのパーティションを削除、データを消去し、USBを未割り当て/未初期化の状態にします。)
- create partition primary(USB上で新しいプライマリパーティションを作成します。)
- active(USB上で作成されたパーティションをアクテイブとしてマークします。)
- format fs=ntfs quick(UEFIブータブルUSBを作成する場合は「format fs=fat32 quick」と入力し、パーティションをFAT32ファイルシステムでフォーマットします。)
- assign(ドライブ文字を自動的にUSBに割り当てます。)
- exit(diskpartユーティリティを閉じます。)
ステップ 3. 用意したISOイメージファイルを右クリックして、「マウント」を選びます。これで、ドライブ文字が付けられた仮想ドライブとしてマウントされます。
- cd boot
- bootsect exe /nt60 K:(Kは、USBに割り当てられたドライブ文字です。)
- xcopy I:\*.* K:\ /e /f /h(Iは、マウントされたISOイメージファイルのドライブ文字です。)
これで、ブートUSBが作成されました。USBから起動するのをやってみましょう。
起動可能なUSBメーカーでを作成する
USBドライブをDiskpartで作成するのは初心者にとって難しく、入力ミスや起動できない問題が起こることがあります。そこで、Diskpartよりも簡単な作り方を紹介します。起動可能なUSBドライブを作成できるソフトウェアを使うことをお勧めします。
AOMEI Partition Assistantは優れた起動可能なUSB作成ツールです:
1.Windows 11/10/8/7に対応しています。Windows Serverユーザーであれば、Server版を使用することをおすすめします。
2.多くのコマンドを入力する必要がなく、マウスのクリックだけで作成できます。
3.シンプルなインターフェースで、誰でも簡単に使えます。
4.AOMEI Partition Assistantで作成したUSBには、すべての機能が含まれており、起動後に壊れた設定を修復できます。
このソフトウェアを使ってブートUSBを作成するには、以下の手順に従ってください。
ステップ 1. USBをパソコンに接続して、AOMEI Partition Assistantをインストールして起動します。「ツール」>「ブータブルCD/USBを作成」をクリックします。
ステップ 2. 「USBブートデバイス」のドロップダウンメニューにUSBドライブを選択して「続行」をクリックします。
ステップ 3. 次に、USBがフォーマットされるため、重要なデータをバックアップしてくださいと表示されます。完了したら、「はい」をクリックしてください。
ステップ 4. そして、「はい」をクリックしUSBの作成が開始します。数分がかかるので、少々お待ちください。
ブータブルUSBドライブには、AOMEI Partition Assistantがあらかじめインストールされています。このUSBドライブを好きなPCに接続し、電源を入れて、USBから起動してみましょう。
まとめ
AOMEI Partition Assistantは、Diskpartよりも優れたUSBドライブ作成ツールです。ISOファイルを使ってWindows 11/10/8/7のブートUSBを作成できるため、非常に便利です。このUSBドライブを使えば、どのコンピュータでも自分のWindowsシステムを起動できます。素晴らしいですね!是非ともお試し下さい。
さらに、AOMEI Partition Assistantは他の便利な機能も備えています。例えば、データの損失なしでMBR/GPTへの変換、ディスククローンの作成、SSDへのOS移行など、強力な機能がたくさん備えています。