ディスクフォーマットフリーソフトでHDDをフォーマット【Windows 10/11】

フォーマットとは

フォーマットが必要になるのはいつですか？

そして、次のような場合、HDDをフォーマットするために専門的なディスクフォーマットツールが必要になります。

新しいHDDをパソコンに取り付けると、データ保存用に使用する前に、ディスク初期化、パーティション分割、フォーマットなどが必要になります。

ファイルシステムの破損によりディスクが読み取り専用になり、データを追加できない場合、ディスクをフォーマットすることが書き込み禁止を解除する有効な方法の一つです。

マルウェアやウイルスに感染したディスクを正常に再利用するためには、フォーマットする必要があります。

ディスクの現在のファイルシステムが、現在お使いのデバイスやOSと互換性がない場合、別のファイルシステムに再フォーマットすることができます。

ディスクのクリーニングやドライブの空き容量を確保したい場合、ディスクのフォーマットは常に採用できる方法です。

4つのディスクフォーマットフリーソフト

Windows 11/10/8/7でHDDをフォーマットする必要がある理由は関係なく、以下の4つのディスク初期化ソフトを試してみることができます。

ディスクフォーマットソフト一覧

✔サードパーティ製フォーマットフリーソフト：AOMEI Partition Assistant Standard

✔Windowsの内蔵ツール：ディスクの管理

✔Windowsの内蔵ツール：エクスプローラー

✔コマンドライン：Diskpart

最後の3つのハードディスクフォーマットツール（ディスクの管理、エクスプローラー、コマンドライン）は、Windowsの内蔵ツールです。最初の1つは、無料のハードディスクフォーマットツールです。以下では、それらを一つずつ紹介します。そして、実際の状況や要件に基づいて選択することができます。

ディスクフォーマットフリーソフトでHDDを初期化する方法

ツール 1. 無料のAOMEI Partition Assistant Standard（推奨）

Windowsに内蔵されているフォーマットツールは、時としてうまく機能しないことがあります。「Windowsはフォーマットを完了できませんでした」というエラーメッセージや「ボリュームサイズが大きすぎます」というメッセージが表示されたり、「フォーマット」オプションがグレーアウトしてクリックできなくなったりしたら、サードパーティのディスクフォーマットツールに頼る必要があります。

ここでは、AOMEI Partition Assistant Standardという専門的なディスクフォーマットソフトを共有します。それは無料ですが、各種メディアに合わせてより適切な形式でフォーマットしたり、ブートセクターが壊れたディスクを修復したり、Windows標準機能ではできないファイルシステムの形式にフォーマットすることが出来たりします。

★例えば：

32GB以上のハードディスクをFAT32にフォーマットすることができます。

内蔵HDDと外付けHDDの両方を、手間なくexFATファイルシステムにフォーマットすることができます。

Windows環境下で、HDDをExt4/Ext3/Ext2 Linuxファイルシステムにフォーマットすることができます。

RAWや読み取り専用ボリュームを強制的にフォーマットすることができます。

手順 1. ハードディスクフォーマットソフトを無料でダウンロードし、インストール、実行します。フォーマットしたいディスクのパーティションを右クリックし、「パーティションをフォーマット」を選択します。

手順 2. パーティションラベル、クラスタサイズ、ファイルシステムを設定し、「はい」をクリックします。

手順 3. メインインターフェイスの「適用」をクリックして、ハードディスクのフォーマットを開始します。

3つのステップで、書き込み禁止のディスクパーティションも正常にフォーマットすることができます。

✪✪✪他の機能：データ損失なしにFAT32をNTFSに、またはNTFSをFAT32に変換することができます。

前述のとおり、フォーマット処理を行うと、フォーマットが必要なディスクに存在するデータはすべて消去されます。しかし、AOMEI Partition Assistantは驚くべき機能を提供します：NTFSからFAT32への変換。それは、データを失うことなく、FAT32とNTFSの間でファイルシステムを変換するのを助けることができます。以下はチュートリアルです。

手順 1. AOMEI Partition Assistantを開きます。「すべてのツール」を選択し、「NTFS to FAT32変換器」を選択します。

手順 2. ポップアップウィンドウで、「NTFS to FAT32」または「FAT32 to NTFS」にチェックを入れ、「次へ」をクリックし、ヒントに従って変換を完了します。

よくある質問：ディスクをフォーマットすると、すべてが消去されるのですか？
現在使用しているハードディスクを処分して、新しいハードディスクを購入する予定のユーザーにとって、古いハードディスクを捨てる前に、ディスク上のすべてのデータが消えていることを確認する必要があります。この作業のために、ほとんどのユーザーはディスクをフォーマットすることを選択する可能性が高くなります。しかし、ディスクをフォーマットすると、すべてが完全に削除されるのでしょうか？
答えは「いいえ」です。フォーマット処理では、ディスク上のデータは消去されず、アドレステーブルのみが消去されます。削除されたファイルはまだハードディスク上に存在し、データ復旧プログラムを使用すれば、誰でもそのデータを復元することができます。幸いなことに、永久にハードディスクからすべてのデータを削除するには、より安全な方法があります：HDDの完全消去。
このタスクを実行するには、ハードディスクを消去して各セクタにゼロを書き込むことができるAOMEI Partition Assistant Standardを同様に使用することができます。

ツール 2. ディスクの管理

ディスクの管理は、fdiskコマンドの代わりとしてWindows XPで初めて導入されたMicrosoft Windowsのユーティリティです。ユーザーがコンピュータにインストールされているディスクドライブを表示し、管理することができます。ハードディスクをフォーマットするには、次の手順を実行します。

手順 1. 「コンピューター」を右クリックし、「管理」→「記憶域」→「ディスクの管理」を順に選択し、「ディスクの管理」を起動します。

手順 2. ターゲットボリュームを右クリックし、「フォーマット」を選択します。

手順 3. 次のウィンドウで、望ましいファイルシステムを選択し、「OK」をクリックします。

ツール 3. Windowsのエクスプローラ

Windowsのエクスプローラを利用してWindowsのハードディスクをフォーマットするには、「コンピュータ/このPC」を右クリック→「開く」でファイルエクスプローラに入り、フォーマットしたいディスクを右クリックして「フォーマット」を選び、適切なファイルシステムを選択して「開始」をクリックします。

ツール 4. コマンドプロンプトDiskpart

コマンドプロンプトは、ほとんどのWindows OSで利用できるコマンドラインインタプリタアプリケーションです。入力されたコマンドを実行して、高度な管理機能を実行したり、Windowsの問題のトラブルシューティングを行ったりすることができます。その複雑さゆえ、コンピュータの専門家やプロフェッショナルに比較的適しています。

手順 1. タスクバーの検索ボックスに「cmd」と入力し、右クリックで「管理者として実行」を選択し、コマンドプロンプトを開きます。

手順 2. 昇格したコマンドプロンプトウィンドウで、まず「diskpart」と入力し、「Enter」キーを押して、diskpart.exeツールを起動します。

手順 3. 次に、以下のコマンドを実行します。

list disk（コンピュータにあるすべてのディスクの詳細なリストを取得します。）

select disk #

list partition（すべてのパーティションが表示されます。）

select partition #（フォーマットしたいパーティションが選択されます。）

format fs=fat32 quick（その他のファイルシステムを選択できます。）

その後、ディスクのフォーマットが行われます。

★Windows内蔵ディスクフォーマットソフトの制限事項：

32GB以上の大容量HDDをFAT32ファイルシステムにフォーマットすることはできません。

exFATは一般的にフラッシュドライブに理想的ですが、内蔵ハードディスクをexFATファイルシステムにフォーマットすることはできません。

ファイルシステムが破損し、RAWファイルシステムや書き込み禁止になっているドライブは、正常にフォーマットできません。

まとめ

これら4つのディスクフォーマットフリーソフトを紹介しましたので、実際の状況や要件に応じて選択することができます。厳しいパーティション/ディスク管理タスクに対処するために、AOMEI Partition Assistant Standardはより良い選択です。このソフトはハードディスクをフォーマットするだけでなく、パーティションのクローン、パーティションの移動、パーティションの結合、ハードディスクのクローンなどの機能もあります。

さらに、Pro版にアップグレードすると、失われたパーティションの復元、パーティションの整列、OSのSSDへの移行など、より素晴らしい機能を利用することができます。Windows Server 2003、2008(R2)、2012(R2)、2016、2019および2022をお使いの場合は、Server版を強くお勧めします。