HDDが未割り当て?Windows 11/10/8/7で簡単に修復できる5つの方法!

「HDDが未割り当てになって内容が表示されない…」そんな問題を抱えていませんか?本記事では、Windowsで未割り当てのHDDを修復するための5つの簡単な方法を紹介します。データを失うことなく、スムーズにHDDを活用できるようになるコツをお届けします!

カオル

投稿者:カオル/更新日:2024年09月30日

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ユーザー事例:外付けHDDが突然未割り当てになりました

Seagateの500GB外付けHDDを使っています。ファイルや動画がたくさん入っています。昨日は問題なく使えていましたが、今日突然「未割り当て」と表示され、ドライブ名が消えてしまいました。ディスクの管理ではドライブは見つかりますが、アクセスできません。HDDの未割り当てを修復するための良い方法を教えてください。よろしくお願いします!

- Yahooからの質問

未割り当て

HDDの「未割り当て」状態とは何でしょうか?

新しいPCの内蔵または外付けHDD(ハードディスクドライブ)は、出荷時に未割り当ての状態であることが多いです。これは、ドライブにドライブ文字がなく、パーティションの一部でもないため、ファイルやプログラムを保存できないことを意味します。

使用しているうちに、HDDが突然未割り当てになることもよくあります。この場合、通常のファイル保存ができなくなり、Windowsで外付けハードドライブにアクセスできなくなり、データが失われる危険性が高まります。このため、コンピューターユーザーにとっては大きな問題です。

HDDをフォーマットすることを勧める人もいますが、多くの人は重要なデータを保持したいと思っています。

質問:HDDが未割り当てになった理由は何ですか?

この問題を解決する前に、HDDが未割り当てになる原因を理解することが重要です。考えられる原因はいくつかあります。

  • ウイルスやスパイウェアの感染
  • HDDを正しく取り外さなかった
  • HDDのドライバーが古い
  • ファイルシステムにエラーがある
  • HDD自体に内部エラーがある

次のセクションでは、「未割り当て」状態を修復する方法を紹介します。

未割り当てになったHDDを修復する5つの方法

HDDが未割り当てと表示される理由はいくつかあります。ここでは、Windows 11/10/8/7で未割り当てのHDDを修復するための具体的なガイドを紹介します。

ヒントまず、ウイルス対策ソフトを実行し、PCや外付けHDDのウイルスをチェックしましょう。

問題が解決することもありますが、解決しない場合は次の方法を試してみてください。

方法1.デバイスマネージャー経由でドライバーを更新する

ステップ 1. 検索バーに「デバイスマネージャー」と入力して開きます。

ステップ 2. 「ディスクドライブ」に移動し、エラーの発生するドライバーを選択して右クリックします。次に、「ドライバーソフトウェアの更新」オプションを選択します。

ドライバーソフトウェアの更新

ステップ 3. 次に、「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索します」オプションを選択します。気長にお待ちください。

自動検索

ドライバーの更新が完了したら、必要に応じてコンピュータを再起動します。再起動後、エラーが解消されるかどうかを確認します。

方法2.HDDの内部エラーをチェックして修正する

HDDの内部エラーまたはファイルシステムエラーをチェックして修正するには、次の2つの方法を試してください。

A.CHKDSKでHDDのエラーをチェックして修正する

ステップ 1. 「Windowsキー+Rキー」を押し、「cmd」と入力し、「Enter」を押します。

ステップ 2. 次のコマンドを入力し、入力の後でEnterキーを押して操作を実行します。

「chkdsk g: /f /r /x」:/rはドライブ上の不良セクタを発見して読み取り可能な情報を回復します。/xはプロセスが始まる前にドライブのマウントを強制的に解除します。/rで幾つかのデータを回復できないので、バックアップスケジュールを設定してデータを定期的に自動バックアップするのは大切な習慣です。chkdskについてもっと詳しい情報はこちらへ:Microsoft Learn

CHKDSK.exeツール

B.AOMEI Partition AssistantでHDDのエラーをチェックして修正する

CMDが苦手の方もいます。代わりのツールとして、おすすめするのはこの無料でファイルシステムエラーや不良セクタをテストして修復できるAOMEI Partition Assistantです。

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ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを起動し、上部にある「テスト」の「不良セクタをチェック」を選択します。

チェック

ステップ 2. ポップアップウィンドウで、3つのオプションがあります。この例では「パーティション上の不良セクタをチェックします」を選択し、「はい」をクリックします。

chkdsk.exeを実行してパーティション上のエラーをチェックし、修正します。
chkdsk.exeを実行してパーティション上のエラーをチェックします。
パーティション上の不良セクタをチェックします。

選択

ステップ 3. ポップアップウィンドウで「開始」ボタンをクリックして不良セクタのチェックを実行します。パーティションチェック操作は数秒または数分以内に完了できます。ポップアウトウィンドウで処理の進捗状況を確認できます。完了後に「はい」をクリックしてこのタスクを終了します。

開始

方法3.パーティション復元ソフトをで未割り当て領域を復元する

HDDのパーティションが誤って削除されると、未割り当て領域になります。この時、ソフトを使って簡単な手順で削除されたパーティションを復元できます。

ヒントデータが上書きされない限り、内部データも復元可能です。「おまけ:未割り当て領域からデータを復元するには?」の部分を読んでください。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを起動し、ツールバーの「復元」をクリックし、ドロップダウンメニューから「パーティションを復元」を選択します。

パーティションを復元

ステップ 2. パーティション復元画面で紛失したパーティションを含むディスクを選択し、「次へ」をクリックします。

次へ

ステップ 3. 「高速スキャン」を選択します(「高速スキャン」は「完全スキャン」より早いため、最初にこのオプションを選択することをお勧めします)。高速スキャンを使用して紛失したパーティションを見つけない場合は、完全スキャンを試すことをお勧めします。

高速スキャン

ステップ 4. 紛失したパーティションを選択し、「続行」をクリックします。

続行

ステップ 5. 紛失したパーティションの復元が完了した後、Windowsファイルエクスプローラーに移動して、パーティションが正常に復元されているかどうかを確認できます。

方法4.新しいパーティションを作成して未割り当て領域を修復する

上記の方法がうまくいかない場合、未割り当て領域に新しいパーティションを作成できます。

ヒントただし、これを行うとディスク上の全データが消えるため、まず信頼できる復元ツールで未割り当てHDDからデータを復元する必要があります。

その後、Windows組み込みツールの「ディスクの管理」を使用して新しいボリュームを作成できます。

ステップ 1. 「WIN+R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開き、「diskmgmt.msc」と入力して「OK」をクリックします。

ステップ 2. 未割り当て領域を右クリックして、「新しいシンプルボリューム」を選択します。シンプルボリュームのサイズを選択し、「次へ」をクリックします。

新しいシンプルボリューム

ステップ 3. ここでドライブ文字を選択して新しいパーティションを作成します。

「新しいシンプルボリューム」がグレー表示され、選択できない?

「新しいシンプルボリューム」は選択できない場合があります。

「新しいシンプルボリューム」がグレー表示

代わりに、AOMEI Partition Assistantを使ってください。

詳しくはこちらの記事へ:新しいシンプルボリュームはグレーアウトすることを解決する方法

方法5.ボリュームを削除する

時には、ボリュームを手動で削除する必要があります。AOMEI Partition Assistantが役立ちます。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを起動し、削除したいパーティションを見つけて右クリックし、「パーティションを削除」を選択します。

パーティションを削除

ステップ 2. ポップアップウィンドウで「パーティションの高速削除」を選択し、「はい」をクリックして次のステップに進みます。

パーティションの高速削除

ステップ 3. そしてメイン画面に戻ります。「適用」→「続行」をクリックしてパーティション削除の操作を実行します。

続行

おまけ:未割り当て領域からデータを復元するには?

未割り当てのHDDに大切なファイルがある場合、データ損失は大きなリスクです。バックアップを取らずにデータを失った場合でも、AOMEI Partition Assistantを使って復元できます。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを起動し、「データ復元」をクリックしてください。

データ復元

ステップ 2. Windowsデータの復元ツールがポップアップ表示されます。データ復元を開始するパーティションの場所を選択し、「スキャン開始」をクリックしてください。

スキャン開始

ステップ 3. スキャンが完了すると、復元したいデータを選択し、「復元」をクリックしてください。

復元

ステップ 4. 復元したデータを保存するPC上のフォルダパスを選択してください。復元の進行が始まり、復元が成功すると選択したパスにデータが保存されます。

まとめ

これらの方法を使うことで、Windows 11/10/8/7のHDDの未割り当て部分を修復できます。次回同じようなエラーが起きても心配いりません。HDDの未割り当てエラーを直すだけでなく、AOMEI Partition Assistantは他の多くのHDDの問題にも簡単に対応します。

カオル
カオル・編集者
カオルはパソコンの基礎知識や、各ソフトに関することなど、幅広く紹介します。わかりやすく、初心者やパソコンに苦手の方でも分かるように工夫をして、IT業界に対しても深い興味を持っています。パーティション管理に関する問題に関心があり、同じ問題に遭遇したユーザーは是非ともブログを参照してください。