知っておきたい!HDDの書き込み禁止を解除する3つの最速方法

HDDの書き込み禁止を解除するのは難しいと思っていませんか?この記事では、誰でもすぐに試せる3つの簡単かつ迅速な方法を紹介します。これらの方法を使えば、わずか数分で問題を解決できます!

カオル

投稿者:カオル/更新日:2024年07月26日

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前書き

 

Windows 10に1TBのシーゲイト製外付けHDDが接続されています。外付けHDDにファイルを移動しようとすると、「このディスクは書き込み禁止になっています。書き込み禁止を解除するか、別のディスクを使用してください。」というメッセージが表示されました。「再試行」ボタンをクリックしても、このエラーは表示されたままです。Cドライブの空きディスク容量を確保するために、どうしてもこれらのファイルを移動する必要があるのです。Windows 10で書き込み禁止を解除する方法はありませんか?

- Yahooからの質問

書き込み禁止メッセージ

書き込み禁止とは?

書き込み禁止とは、読み取り専用とも呼ばれ、仮想的なものと物理的なものの2種類があります。HDDやUSBフラッシュメモリなどのストレージデバイスが書き込み禁止になっている場合、そのデバイスへの書き込み操作ができなくなり、ファイルの削除や新しいファイルの保存はできません。しかし、既に保存されているデータを読み出すことは可能です。ディスクが書き込み禁止されていれば、操作によるディスクのデータ損失を回避することができます。

外付けHDDの書き込み禁止を解除する方法

ここでは、書き込み禁止を解除する3つの方法をご紹介します。

方法 メリット デメリット
方法1:Diskpart ダウンロード不要 PC初心者に向いていない
方法2:Windowsレジストリキー ダウンロード不要 操作がちょっと難しい
方法3:専門のソフトウェア 数クリックするだけ、わかりやすい ダウンロード必須

方法1:Diskpartで書き込み禁止を解除する[PC初心者に向いていない]

この方法は、Diskpartでハードディスクの属性が書き込み禁止に設定されている場合に適用されます。ステップは以下の通りです。

ステップ 1. 「Windowsキー+Rキー」を押し、「diskpart」と入力し、「Enter」キーを押してDiskpartユーティリティを開きます。

diskpart

ステップ 2. 以下のコマンドラインを入力し、各コマンドラインの後にEnterキーを押します。

list disk(コンピューター上のすべてのディスクを表示します。)
select disk n(「n」は禁止状態を解除したいハードディスクのディスク番号です。)
attributes disk clear readonly(ハードディスクの書き込み禁止を解除します。)

diskpart

数秒後、Diskpartは読み取り専用を正常にクリアしました。その後、「exit」と入力してEnterキーを押して、このウィンドウを閉じます。

関連記事:Windows10/11でDiskPartコマンドを使用する方法

方法2:Windowsレジストリキーで書き込み禁止を解除する[操作が難しい]

Windowsレジストリキーの値が正しく設定されていない場合、レジストリエディタを使用して書き込み禁止を解除することができます。

ステップ 1. 「ファイル名を指定して実行」ダイアログで「regedit」と入力します。

ステップ 2. 以下のパスに移動します。

Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\StorageDevicePolicies

ステップ 3. WriteProtectをダブルクリックして、値を1から0に変更し、「OK」をクリックします。

WriteProtect

「StorageDevicePolicies」フォルダがない場合は、フォルダを作成しましょう。Controlフォルダを右クリック→「新規」→「キー」をクリックしたらControlフォルダの中に「新しいキー #1」フォルダが作成されます。このフォルダの名前を「StorageDevicePolicies」に変更してフォルダ作成を完了させます。

フォルダを作成

「StorageDevicePolicies」フォルダの右側に「WriteProtect」がない場合は、「StorageDevicePolicies」フォルダを右クリック→「新規」→「QWORD(64ビット)値」をクリックします。もしお使いのパソコンが32ビットの場合は「DWORD(32ビット)値」を選択してください。「StorageDevicePolicies」フォルダ内に「新しい値 #1」が作成されます。この値の名前を「WriteProtect」に変更してEnterキーを押します。

新しい値

このようにすれば、外付けHDDの書き込み禁止が解除されるはずです。もし解除されない場合は、次の方法をお試しください。

関連記事:Windows 11/10で壊れたレジストリ項目を修復する方法

方法3:専門のソフトウェアで書き込み禁止を解除する[一番推奨!]

ディスクの読み取り専用エラーが損傷したファイルシステムによる場合、HDDをフォーマットして書き込み保護を解除することができます。ここでは、専門のパーティション・ディスク管理ソフトウェアであるAOMEI Partition Assistantをおすすめします。このソフトウェアはWin 11/10/8.1/8/7をサポートし、Windows Serverを使用している場合は、AOMEI Partition Assistant Serverエディションを試すことができます。

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ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールし、開きます。ハードディスクのパーティションを見つけて、右クリックして、「パーティションをフォーマット」を選択します。

パーティションをフォーマット

ステップ 2. ポップアップウィンドウで、ハードドライブのファイルシステムを決定します。その後、「はい」をクリックします。

ファイルシステム

ステップ 3. メインインターフェイスで、操作を確認し、「適用」>「続行」をクリックして実行します。

続行

まとめ

この記事では、外付けHDDの書き込み禁止になっている問題、及び書き込み禁止を解除する方法について詳しく説明しました。ハードディスクの書き込み禁止を解除すると、ハードディスクにファイルをコピーしたり、削除したり、変更したりできるようになります。また、AOMEI Partition Assistantはハードドライブのクローン、削除されたファイルの復元、暗号化されたパーティションのサイズ変更などもサポートしています。是非ともお試し下さい。

カオル
カオル・編集者
カオルはパソコンの基礎知識や、各ソフトに関することなど、幅広く紹介します。わかりやすく、初心者やパソコンに苦手の方でも分かるように工夫をして、IT業界に対しても深い興味を持っています。パーティション管理に関する問題に関心があり、同じ問題に遭遇したユーザーは是非ともブログを参照してください。