Acronis True Image WD Editionのクローンが失敗？すぐに解決！

Acronis True Image WD Editionはクローンできない

ほとんどのユーザーにとって、Acronis True Image WD EditionはWDハードディスクをクローンするための優先的な選択肢になります。しかし、次のように、Acronis True Image WD Editionがクローンできないと報告しているものがあります。

Acronis True Image WD Editionについて

Acronis True Image WD Editionは、コンピュータに保存されているすべての情報を安全に守るための統合ソフトウェアスイートです。オペレーティングシステム、アプリケーション、設定、およびすべてのデータのバックアップや、不要になったあらゆる機密データを完全に消去することができます。このソフトウェアを使用すれば、ディスクドライブ全体や選択したパーティションをバックアップすることができます。

Acronis True Image WD Editionには、データの損失、重要なファイルまたはフォルダの誤削除、ハードディスク全体の異常終了などの障害や災害が発生した場合にコンピュータシステムをリカバリするのに必要なツールがすべて含まれています。Windowsスタイルのインターフェイスおよびウィザードであるため、操作が簡単です。簡単なステップをいくつか実行するだけで、あとはすべてAcronis True Image WD Editionによって処理されます。システムに障害や災害が発生した場合は、ソフトウェアによりすぐにコンピュータを稼動できる状態に戻せます。

Acronis True Image WD Editionでは、特定のパーティションのみのクローン作成はできません。クローンを作成できるのは、ドライブ全体のみです。

Acronis True Image WD Editionでクローンに失敗した理由＆対処法

▶Acronis True Image WD Editionが対象となるWestern Digital製ハードディスクを認識しません。WD SSDがUSBケーブルで接続されているため、ソフトウェアによって検出されないことが原因です。または、特にRAIDやAHCIの場合にも正しく認識できないことがあるのでご注意してください。

これを解決するには、WDサポートに連絡して、特別な.exeファイルをダウンロードします。そして、.exeファイルを3〜4回実行します。その後、Acronisのインストールファイルを再度実行すると、WDドライブが検出され、作業を続行できるようになります。または、ドライバーを最新バージョンに更新したり、OS標準ドライバーはお手元のチップセットのAHCIコントローラをサポートしている場合は、ドライバーをアンインストールしたりできます。

▶現在、Acronis True Image WD EditionはexFATファイルシステムをサポートしないため、Western DigitalドライブをexFATでフォーマットすることは、Acronis True Image WD Editionに認識されないもう一つの原因となります。

この問題を解決するには、ディスククリーンアップの実行後に、Western Digitalハードドライブを初期化する必要があります。

▶コピー元のドライブに障害が発生している場合はクローン作成に失敗する場合があります。

Wetern Digital製のドライブであれば、Data Lifeguard Diagnostic診断ツールで確認することができます。

▶AcronisTrueImage WD Editionが正常に動作せず、クローンを作成できない場合があります。この時、Acronis True Image WD Editionの技術的なサポートを受けることができます。

▶上述のようにAcronis True Image WD Editionでクローンを作成する時に再起動が要求されます。もし、セキュアブートが有効になっているなら、クローン作成に失敗するかもしれません。

こういう場合、BIOSでセキュアブートを無効にしてから再試行してください。クローン作成が完了した後、もう一度セキュアブートを有効にすることができます。

Acronis True Image WD Editionの優れた代替クローンソフト

Acronis True Image WD Editionがディスククローンの操作に失敗した場合、様々な解決策を検索して試すより、Acronis True Image WD Editionの代替ソフトを見つけるほうがはるかに良いでしょう。実は、AOMEI Partition Assistant Professionalは、Windows 11／10／8／7でWestern Digitalと他のブランドのハードディスクのクローンを作成するための正しい選択です。

AOMEI Partition Assistant Proでは、システム／データディスク全体のクローンを作成するだけでなく、あるパーティションから別のパーティションにデータを移行する場合に備えて、特定のパーティションをコピーすることもできます。Windowsパーティションのクローンを作成する場合は、「OSをSSDに移行」ウィザードを試してみてください。

今すぐデモ版を無料でダウンロードして、Windows 11／10／8／7で（WD）ハードディスクのクローンを作成する方法を見てみましょう！

ステップ 1. WindowsコンピュータにAOMEI PA Proをインストールして実行します。クローンを作成するディスクを右クリックして、「ディスクをクローン」を選択します。

ステップ 2. 要件に応じて適切なコピー方法を選択し、「次へ」をクリックします。

ステップ 3. ソースディスクの全の内容を保存するためのターゲットディスクを選択します。SSDドライブであれば、一番下の「SSDの性能を最適化」にチェックを入れることができます。

ステップ 4. ここで、ターゲットディスク上のパーティションのサイズを変更できるか、そのままにしておくこともできます。そして、「次へ」をクリックします。

ステップ 5. 次に、クローンディスクから起動する方法についての説明が表示されます。それを覚えて、「完了」をクリックしてください。

ステップ 6. メインインターフェイスに戻り、「適用」、「続行」をクリックしてクローン作成プロセスを開始します。

クローンディスクは、システムディスクが含まれているため、再起動する必要があります。GPTシステムディスクをMBRに、またはMBRシステムディスクをGPTディスクにクローンする場合、正常に起動するには、ブートモードをBIOSからUEFIに、またはUEFIからBIOSに変更する必要があります。

結論

Acronis True Image WD Editionでクローン作成に失敗した場合、この強力なWDクローンソフトを利用して、Windows 11／10／8／7でWestern Digital HDDまたはSSD（最新のWD_BLACK P50 Game Drive SSD）を簡単にクローンできます。Windows Serverを実行している場合、AOMEI Partition Assistant Serverを試してみてください。

もし、この記事が役立つなら、友達や家族と共有しましょう！また、何か質問や提案がある場合は、以下のコメント欄に入力するか、または[email protected]までご連絡ください。よろしくお願いします。