はじめに

コンピュータを日常的に使っていると、パーティションのサイズ変更が必要になることがあります。しかし、Windows標準の「ディスクの管理」では柔軟に対応できない場合があります。

AOMEI Partition Assistantの新機能「ワンクリックで空き領域を調整」を使用すれば、ドラッグ操作だけでパーティションサイズを簡単に変更できます。この機能により、複雑な設定をせずにディスクレイアウトを調整できるので、初心者でも安心です。

AOMEI Partition Assistantでパーティションの空き容量をワンクリックで調整する方法

ここで、AOMEI Partition Assistantを利用して、パーティションの空き容量をワンクリックで調整する方法をご紹介します。

事前準備

AOMEI Partition AssistantをWindows PCにダウンロードしてインストールしてください。

調整したいパーティションを確認し、エラーがないことを確認してください。

操作中にタスクを強制終了したり電源を切らないでください。データ損失の原因になります。

調整したいパーティション上で実行中のアプリケーションを全て閉じてください。

「ワンクリックで空き領域を調整」は有料機能です。利用するには、Professional版、Server版、またはそれ以上のバージョンにアップグレードしてください。

ワンクリックでパーティションの空き容量を調整する手順

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを起動し、調整したいパーティション（例：Cドライブ）を右クリックして、「ワンクリックで空き領域を調整」を選択します。

ステップ 2. DドライブのスペースをCドライブに拡張したい場合、Dドライブの先頭にあるドラッグポイントを後ろにドラッグして縮小し、その空き領域をCドライブに割り当てます。そして 「OK 」をクリックします。

ステップ 3. 「保留中の操作」を表示することで、操作をプレビューすることができます。保留されている操作を実行するには、「適用」と「続行」をクリックしてください。

ステップ 4. 処理が開始され、進行状況を確認できます（Cドライブの場合は直接再起動します）。処理が完了するまで時間がかかる場合があります。

ステップ 5. 操作が完了するまでお待ちください。正常に終了すると、Cドライブが拡大され、DドライブとFドライブの両方が調整されていることがわかります。

まとめ

上記の手順に従うことで、AOMEI Partition Assistantを使ってパーティションの空き領域を簡単かつ柔軟に調整できます。ドラッグ操作を活用することで、ディスクレイアウトを迅速かつ効率的に変更できるため、初心者から上級者まで幅広くおすすめできるツールです。

さらに、AOMEI Partition Assistantは、「空き領域を割り当てる」や「パーティション拡張ウィザード」など、他にも便利な機能を提供しています。ディスク管理をより効率的に行いたい方はぜひお試しください。

よくある質問

Q：「ワンクリックで空き領域を調整」オプションがグレーアウトしています。なぜですか？

A：以下の場合、この機能は利用できません：

• 対応していないファイルシステム（ReFS、Ext2/3、ExFAT、その他不明なファイルシステム）→ この場合、フォーマット、削除、またはワイプ操作のみ可能です。
• パーティションがBitLockerで暗号化されている場合→ 暗号化を解除してから再試行してください。